おはなばなし(反抗期兄妹の育児日記です)

反抗期男子と中間反抗期女子のノンフィクション!

「気持ちが イイ!!」

ピアノ歴 6年

だけども 楽譜が読めない歴6年の 息子sakura(12)

耳で聞いて、目で指の運びを覚えて

演奏するスタイルで これまでやってきました。

これもたぶん、漢字が書けない、覚えられないあの現象と

同じだと思います。

だから、 楽譜を見て

「どれ~?」 ポロロ~ン♪

という事は 出来ません。

それなのに、今年の初夏

ホームステイに行く直前の事です。

学校から

「大木sakura様 伴奏用楽譜」と 書かれた封筒を持ち帰った時

What?

父母で、二度見してしまいました。

詳しく聞くと、

秋に開催される 学校の文化祭に、

合唱コンクールがあり、その伴奏者に選ばれたとの事。

クラスには 他にもピアノを習っている女子が居たのですが、

sakuraより経歴が浅い事と、

彼女が完全拒否した事で、

sakuraが やることになったそうです。

そう、なにせ、息子

「断らない男」だから (笑

そうして、楽譜を貰ってすぐに アメリカへ。

楽譜は 日本のピアノの前に置き去り。

そして1か月後帰国

帰国した途端に、吹奏楽部の関東大会へ。

どう考えても ヤバイ 状況でした。

合唱コンクールの練習が 授業中に始まり、

あきらかに 不機嫌な息子。

だって 伴奏できないから、先生に叱られるものね。

そんな日々が 1か月続きました。

そして昨日。

ピアノの練習を終え、迎えに行った車の中で sakuraは言いました。

『気持ちがいい!!ピアノ 気持ちがいい!!』

『グランドピアノ 最高!響きが最高!しあわせ!』

ピアノ歴 6年

息子から そんな言葉を聞いたのは、

初めてです。

涙が出そうでした、母。

はじめて、伴奏の曲を 最後まで弾けた息子は

その感動で、とても気持ちが良かったそうです。

さ、今頃本番です。

失敗するかも しれません。

だって、最後までノーミスで引けたのは ピアノ教室での1回きりだもの。

でも、私たちは 見てたよ。

sakuraが ものすごく忙しい中、

忙しすぎて、朝食も食べられない体調になってた中、

それでも 頑張って 吹奏楽もピアノも英語も頑張ってた

この1ヶ月半を。

本番がどうなるか?

それは わからないけど、どうなっても 

私は嬉しいよ。

土曜日は仕事だけど、

休暇を貰って、心で応援して来ようと思います。

文化祭では

伴奏の他にも 吹奏楽の発表もあります。

これが 終わったら

本当に 本当に  去年の夏から 張り詰めていた彼の日々が少し

落ち着くのだと思います。

それでは、私は 息子の演奏を聞いて感動しに行って来ます!!

※本記事は 予約投稿です。

一つ下記事にて→

sakuraのピアノ伴奏 練習風景をアップします。

間違いだらけですが、

1曲通せて 自宅で弾くことができた

めずらしい映像です(笑

一昨日の様子です。

是非 見てあげて下さい。